〜・〜・〜・セイロン紅茶「ディンブラ」をいれてみましょう・〜・〜・〜

ディンブラはハイグロウンティー(標高1300m以上の高地産茶)でありながらタンニンの含有量が少ないため渋みはあまりなく、マイルドな味わい。水色は明るいオレンジ色。宇戸 章子 (茶房古九谷喫茶担当)


  

茶葉がよく対流するように大きめの丸いガラスのポットを使ってディンブラを淹れてみます。スプーンに中盛り2杯(約5g)の茶葉を用意、ガラスのポットはあらかじめ熱湯を入れて温めておきます。

    

空気をたくさん含んだくみたての水を沸かします。湯の表面に細かい泡が立ってきたら(約95度)すぐにガラスのポットに湯を注ぎます。茶葉はまるでジャンプするように上に浮かんだり、下に沈んだり回転を始めます。沸かしすぎると酸素が抜けてしまい、十分なジャンピングが起こりません。

約3分蒸らし終えたら茶こしを通してあらかじめ温めておいた器に注ぎます。


日本茶と中国茶が主体の当店メニューの中では唯一カタカナ名のお茶。ディンブラという名前の響きはなんともいえず女性的な雰囲気を醸し出し、香り高く、マイルドな味わいとともにこのお茶の魅力を引き立てているように思います。(宇戸)